2010年(平成22年) 7月1日(木)付け紙面より
県立酒田東高校(冨士直志校長)の生徒会(高橋健大会長)有志が29日、酒田市の亀城小学校(佐藤正夫校長、児童431人)を訪問。酒田東生徒が「先生」となり、児童たちを前に英語の「出張授業」を繰り広げた。
生徒会活動を活性化させるとともに、社会奉仕の精神を学ぼうと、酒田東生徒会は本年度、ボランティア活動に力を入れている。今回の出張授業もボランティア活動の一環で、今年4月に活動を希望する生徒を募ったところ、3年生7人、2年生3人の計10人が名乗りを上げ、これまで同校の英語担当教諭と一緒に授業の進め方について練習を重ねてきた。
亀城小によると、5年生は現在、年間35コマの「外国語活動」の授業があり、英語を学んでいるという。
この日は、高橋会長ら生徒10人と生徒会担当の石山隆雄教諭が亀城小を訪問。5年生64人を対象に2回に分け、生徒はアニメ「サザエさん」の登場キャラクターに扮(ふん)し寸劇を披露しながら、▽hungry(空腹)▽happy(幸せ)▽angry(怒る)▽sad(悲しい)▽excited(興奮する)―の感情表現に関する英単語を解説した。
その後、児童たちは4人ずつ班をつくり、お兄さん、お姉さんの指導を受けながら5つの英単語を活用した寸劇を考案し披露、楽しみながら英語を学んだ。亀城小の佐藤大輔君は「笑いありの英語の授業で覚えやすかった。5つの単語をいっぱい使いたい。また、お兄さん、お姉さんの授業を受けてみたい」と笑顔で語った。
高橋会長は「児童たちは元気で、非常にやりやすかった。思ったよりも理解してもらえたようで良かった」、石山教諭は「教えることで自分たちの学びにもつながるはず。機会があればまたやってみたい」とそれぞれ話していた。