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2017年(平成29年) 12月31日(日)付紙面より

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年越しに思いは「太く長く」

 鶴岡市越中山のそば処大梵字(鈴木順代表)で30日、年越しそば打ち体験教室が開かれた。参加者たちが今年一年と来る年に思いをはせながらそばを打った。

 自ら打った年越しそばで年を越してもらおうと、大梵字が毎年30、31の両日開催している恒例イベント。

 30日午前は、初めてという人から、年季の入った人までグループや親子で計13人が参加。「水回し」「練り」「延し」「たたみ」といった作業を進めた。打ち棒で練り上げた生地を薄く四角に延ばす際には、いびつな形に広がったりする参加者も。「隣の人のが良く見える」「性格出るのー」などと笑いながら年の瀬の仕込み作業。それぞれ、地元産の「でわかおり」で二八そば4人前を作った。

 友人4人で参加した酒田市上安町三丁目、会社員、五十嵐暢子さん(40)は「初めてだったが楽しかった。新年を思い、太く、長く仕上げました」と話していた。

年越しのそば打ちを楽しむ親子
年越しのそば打ちを楽しむ親子



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