2017年(平成29年) 4月14日(金)付紙面より
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庄内警察署(塚本憲明署長)の「警察犬防犯パトロール」が12日、庄内町の余目第二小学校(舟山邦彦校長)で行われ、同校1年生33人の集団下校時、嘱託警察犬が不審者に目を光らせた。
通学路の安全確保などを目的に、同署が警察犬指導手の協力で企画。安全確保対策として11日には余目一小で通学時間帯、パトカー、民間の青パト隊(隊長・鈴木重良庄内地区交通安全協会長)による見守り活動を実施した。
この日はトイプードルやシェパード、ゴールデンレトリバーといった嘱託警察犬4頭が参加した。余目二小昇降口前で行われた出発式では、児童や教職員が見守る中、トイプードルの「ポッキー」号が臭いを嗅ぎ分ける臭気選別を披露。2回続けて成功すると、児童たちからは大きな拍手が湧いた。その後、児童たちは4方面に分かれて警察犬、指導手、教職員と一斉集団下校。児童たちは間近で見る警察犬に「かっこいい」などと歓声を上げていた。
庄内署の佐藤宏一次長は「通学路の安全対策は喫緊の課題。『春の交通安全県民運動』も実施中で、今後もさまざまな対策を講じていきたい」と話した。