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2018年(平成30年) 6月8日(金)付紙面より

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庄内町・道の駅「しょうない」 東北事例発表会で大賞受賞

 庄内町の道の駅「しょうない」が、東北「道の駅」連絡会主催の事例発表会で最高賞の大賞を受賞した。買い物に行きにくい高齢者への商品の宅配や、農産物の出荷支援、観光ボランティア活動などが評価された。本県は事例発表会が始まった2014年度から毎年大賞を受賞しており、今年で5回連続。発表者の原田眞樹町長は「高齢者の生きがいをつくる取り組みが好評を得た。連続記録をストップさせずに済んでよかった」と笑った。

 発表会は5月28日に仙台市で開かれ、東北6県の道の駅161カ所から各県を代表して先進的な取り組みを行う道の駅1カ所を選び、所在自治体の首長らが発表した。

 「しょうない」は16年10月、既存の産直施設を改修して開業。産直施設やレストラン、イベント広場を備えている。17年4―9月の売上額(月平均)が道の駅化する前の前年同期と比べて4・2倍に伸び、来客数も約5倍に成長した。

 高齢者支援の取り組みでは買い物が困難になった高齢者へ商品の配達を行うほか、自家消費用に栽培された野菜や山菜などの出荷支援を行っており、一人暮らし高齢者の見守りも兼ねる。今年1月の訪問回数は開業翌月の1・6倍に拡大した。

 原田町長は「東日本大震災を機に防災拠点としても必要と感じて整備した。高齢者支援、観光案内、産直拡大など町の課題解決を図ってきたことが評価された」と語った。相馬孝明駅長は「観光客はもちろん、地域の人の憩いの場として広く活用してもらいたい」と話していた。

道の駅「しょうない」
道の駅「しょうない」

仙台市で開かれた東北「道の駅」連絡会主催の事例発表会=国交省酒田河川国道事務所提供
仙台市で開かれた東北「道の駅」連絡会主催の事例発表会=国交省酒田河川国道事務所提供



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