2018年(平成30年) 8月9日(木)付紙面より
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庄内町の友好町・宮城県南三陸町の子どもたちを招待した交流事業が7日から、庄内町立谷沢の大中島自然ふれあい館森森を主会場に行われている。9日までの2泊3日の日程で、両町の子どもたちが自然に触れ合いながら絆を深めている。
交流事業は、両町の交流と青少年健全育成などを目的として旧立川町時代に始まり、今年で26年目。希望者を募り毎年交互の訪問を続けている。今回は、南三陸町から小学生と中高生のボランティア、引率の町教委関係者など計約40人が参加。庄内町側は小学生、中学生ボランティアなど計約50人が歓迎した。
初日の7日は同ふれあい館で歓迎会。南三陸からのバスを出迎えた際には、「去年も遊んだよね」などと再会を喜び合う場面もあった。
班ごとにオリエンテーションで自己紹介、集団活動の役割分担を決めた後は、野外炊飯で飯ごう炊さんとカレー作りに挑戦。たき火の煙に目をこすりながら、協力して調理した。
余目三小6年の阿部眞也君(11)は「昨年は南三陸町へ行って楽しんだ。今年も友達をたくさんつくりたい」と笑顔だった。
8日に羽黒山登山、イワナつかみ捕り体験、キャンプファイアなどを行い、9日午後、お別れ会を開く。