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2017年(平成29年) 11月30日(木)付紙面より

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旅行代理店関係者が視察ツアー

 酒田市松山地域で28日、旅行代理店の関係者を招いた視察ツアー「羽州松山城下町めぐり」が開かれ、旧庄内松山藩の歴史を伝える寺社仏閣や、地域の特産品による昼食など、地域の見どころを体感した。

 松山地域は昨年1月、地域内の文化財や関連の活動が県の「未来に伝える山形の宝」に登録され、住民が「松山の宝推進協議会」(榎本和介会長)を組織。市と連携して多彩な地域活性化事業を展開している。今回はその一環で、同協議会と市が初めて実施。地元内外の旅行代理店や観光関連の計約20団体の約30人が参加した。

 一行はバスに乗り1日がかりで、旧松山町出身の哲学者・阿部次郎の生家「阿部記念館」(山寺)をはじめ、庄内松山藩の歴代藩主らを祭る心光寺(北町)、徳川家康の長男・信康の霊を祭る中山神社(内町)、眺海の森の天体観測館「コスモス童夢」、国指定名勝庭園・蓬莱園がある総光寺(総光寺沢)など8カ所を巡った。

 このうち心光寺では丸山寛明住職から、「酒井家が庄内に入部して間もない寛文6(1666)年に開山した。位牌(いはい)堂には徳川家の位牌もあった。酒井家は徳川四天王の一人で、北の抑えのため庄内に来た。その子孫が庄内松山藩の藩主になった」など寺の由来や地域の歴史を解説。参加者は位牌堂を参拝し、厳かに手を合わせた。その後の昼食は眺海の森の「公共の宿さんさん」で、焼き麩(ふ)など地域特産品を使った新メニュー「戊辰松山膳」を食べた。

 松山の宝推進協事務局の関係者は「松山の魅力を発信し、旅行商品の造成につながり、一人でも多くの観光客に来てもらえれば」と期待を寄せていた。

心光寺で丸山住職(中央)の解説を聞く参加者たち
心光寺で丸山住職(中央)の解説を聞く参加者たち



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