2006年(平成18年) 1月20日(金)付紙面より
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鶴岡工業高校(須田裕校長、生徒719人)で18日、「高校生のための身近な法律講座」が開かれ、生徒たちが身近な法律について学んだ。
今回の講座は、生徒たちに法律についての関心を高め、社会人になる前に基本的な知識を深めてもらうことを目的に初めて実施。この日は、鶴岡司法書士会の相馬三生支部長と、会員の大川守さんと加藤吉晴さんが講師となり「クレジットカードの知識」「若者を狙う悪質商法」について説明した。今春に卒業を控えた3年生236人全員が聴講した。
このうち、大川さんは身近な法律として、悪徳商法を挙げ「マルチ商法は自分も被害者になるし、加害者にもなってしまうため、人間関係を悪くしてしまう」と説明。この後、生徒代表の佐藤大宜君が「社会人になる私たちにとって、ためになる話をありがとうございました」とお礼を述べた。
法律についての講話を聴く鶴岡工高の3年生