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2006年(平成18年) 9月14日(木)付紙面より

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思いやりの心を介助体験で学ぶ 小学生を対象にした交通バリアフリー教室

 小学生を対象にした交通バリアフリー教室が12日、鶴岡市のJR鶴岡駅などで開かれ、児童たちが車いすに乗ったり、目隠しをしてホームを歩き、バリアフリーの大切さを学んだ。

 東北運輸局山形運輸支局が、子供たちに高齢者や身体障害者が公共的施設を利用する際の擬似体験や介助体験をしてもらい、「心のバリアフリー」を育成しようと企画。鶴岡市や市社協、市身体障害者福祉団体連合会などと共催し、庄内で初めて開いた。

 同市立朝暘第三小学校5年の2クラス計56人の児童が体験学習の一環で参加。車いすに乗ったり、アイマスクを付けての視覚障害者の疑似体験、ギプスや重りを身に付けての高齢者疑似体験と、それぞれの介助体験を行った。

 児童たちは2人1組になり、車いすでホームを移動し、連絡通路に昇るエレベーターに乗った。駅構内はバリアフリー構造のため、ホームに木の板で段差を作り、車いすで乗り越える体験も行った。また、アイマスクをして連絡通路の階段を昇り降りし、高齢者の擬似体験セットを身に付けて改札からホームを歩いたりした。

 高齢者擬似体験をした五十嵐優君は「歩くのも大変だけど、階段を登るのは足が上がらないので本当に大変だと感じた。お年寄りが困っているときは手伝いたい」、車いす利用者の介助体験で加賀山瑞希さんは「ちょっとした段差でも乗り越えるのは大変だった。ホームにエレベーターがあって良かった」と感想を話した。

駅ホームで車いすに乗りバリアフリーを学ぶ児童たち
駅ホームで車いすに乗りバリアフリーを学ぶ児童たち



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