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2006年(平成18年) 11月10日(金)付紙面より

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火災予防運動スタート 全国一斉に意識高揚図る 鶴岡郵便局で初期消火と避難訓練

 「消さないで あなたの心の 注意の火」を統一標語とする秋季火災予防運動が9日、全国一斉にスタートした。15日までの期間中、鶴岡地区消防事務組合では、管内700世帯の住宅防火診断や消防訓練。酒田地区消防組合では、防災行政無線やFMを活用した防災広報などを繰り広げる。

 同運動は、暖房機器の使用などにより火災が多発するこの時期に、地域住民に火災予防の普及を図り、死傷者の発生を減少させ財産の損失を防ぐことなどを目的に、毎年行っている。

 初日の9日、鶴岡消防管内では、鶴岡郵便局(中嶋勉局長)の防災訓練が行われ、職員たちが火災発生時の対応を確認した。訓練は鶴岡地区消防事務組合の協力で「2階食堂から出火した」という想定で行われた。

 職員が食堂から出火していることに気付き、「火事だー、火事だー」と火事ぶれ。火災報知器の非常ベルが鳴り響く中、ハンカチなどで口をふさいで素早く職員全員が同局構内北側駐車場に避難した。その後、水消火器を使用した消火訓練を実施した。職員たちは狙いを定め標的に放水。真剣な表情で訓練に取り組んでいた。講評で同事務組合職員が「全員が素早く避難ができていた。初期消火に向かう際、黒っぽい煙の場合は近づかないで避難してください」と話していた。

非常ベルが鳴り響く中、素早く職員たちが避難した=鶴岡郵便局
非常ベルが鳴り響く中、素早く職員たちが避難した=鶴岡郵便局


2006年(平成18年) 11月10日(金)付紙面より

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白いカーテン 初冬の風物詩大根干し盛ん

 初冬の風物詩となっている「大根干し」が、酒田市南部の砂丘地帯で盛んに行われている。松林に囲まれた一帯では、さおに干された大根の“白いカーテン”が道行くドライバーらに冬の到来を告げている。

 砂丘畑は春から初夏にかけてはイチゴ、夏はメロンの産地として知られている。大根はその後作で同市の浜中、十里塚両地区では、漬物用品種「干理想(ほしりそう)」と「耐病(たいびょう)」を栽培している。

 浜中地区では今シーズン、早い農家で11月2日から作業を始めた。畑から手で引き抜き、洗った後、形や長さで2本ずつ結束したものをクロマツや支柱に渡した竹ざおに掛ける一連の作業。同地区内に90アールの大根畑を持つ菅原滝広さん(52)は「今月5日から作業を始めたが、風雨の影響で一時中断し9日に再開した。大きな天災もなく、今年は太く長い大根がそろった」と、作業しながら話していた。

 収穫、乾燥の作業は12月中旬まで続く。1週間から10日ほど干されて柔らかくなった大根は漬物用として出荷される。

冬の訪れを告げる「大根干し」の作業が盛んに行われている=9日午前
冬の訪れを告げる「大根干し」の作業が盛んに行われている=9日午前



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