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2007年(平成19年) 4月11日(水)付紙面より

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世界遺産リスト登録へ提案内容の再構築図る 育成推進本部を設立

 県は9日、県世界遺産育成推進本部を設置した。国の文化審議会で継続審査案件となった「出羽三山と最上川が織りなす文化的景観」の世界遺産暫定リスト登載に向け、提案内容の再構築を図りながら、今年12月ごろと見込まれる文化庁の公募に再提案する。

 世界遺産登録の目標に、県の組織を挙げて一体的な取り組みを進めるため設置した。齋藤弘知事を本部長に、各部局長らで構成。さらに、具体的な調査・検討を行うため、日野雅夫副知事をリーダーとするプロジェクト戦略会議も設置した。

 この日、県庁で開かれた初会合で、齋藤知事は「登録に向けた県の本気度を示すために設置した。課題を整理しながら成果が出るように県民運動を盛り上げ、暫定リスト登録に向け、全部局の力を合わせて取り組んでいきたい」とあいさつした。

 本年度は、文化庁への再提案に向け、専門家による学術研究会の体制を拡充。メンバーをこれまでの4人から10人程度に増員し、学術的、専門的な観点から資産価値の分析を進め、提案内容の再構築を図る。また、県民運動の推進にも力を入れ、県民の盛り上がりを図り、世界遺産候補を全国に発信するためのシンポジウムなどを開催していく。こうした県民運動の展開などについて、外部委員から検討してもらう世界遺産育成推進委員会を来月にも発足する。

 県は本年度、県教育やまがた振興課内に「世界遺産推進室」を新設し、専任5人、兼任2人の計7人の職員を配置した。
          
          

県の組織を挙げた取り組みを確認した世界遺産推進本部の初会合
県の組織を挙げた取り組みを確認した世界遺産推進本部の初会合



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