2007年(平成19年) 5月25日(金)付紙面より
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JA庄内たがわ(黒井徳夫組合長)の御田植え祭が24日、羽黒山の玄関口となる鶴岡市羽黒町玉川の大鳥居そばで行われた。出羽三山神社の巫女(みこ)たちが田植え舞を奉納し、参列者が献上米の田植えを行った。
出羽三山神社の祈年祭の神事を管内の圃(ほ)場で行い豊作を祈念するとともに、同神社の新嘗祭(にいなめさい)への献上米を古式ゆかしい神事にのっとり田植えをしようと初めて行った。
黒井組合長ら役員と生産組合代表者ら約70人が参列。大鳥居そばに組まれたやぐらで、同神社の神官らが祈念祭の神事を執り行い、雅楽が奏でられる中、巫女たちが苗を手に優美な田植え舞を奉納上演した。
その後、参列者たちは大鳥居そばの水田約12アールで献上米の田植えを行った。この日は初夏の陽気となり、参列者たちは額に汗しながら丁寧に手植えし、豊作を願った。
大鳥居そばで献上米を田植えするJA庄内たがわの関係者