文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2007年(平成19年) 6月17日(日)付紙面より

ツイート

鳥海山大物忌神社蕨岡口ノ宮 『本殿』と『随身門』 文化財建造物登録へ申請

 国の文化審議会(石澤良明会長)は15日、遊佐町上蕨岡の鳥海山大物忌神社蕨岡口ノ宮の「本殿」と「随身門」を文化財建造物に登録するよう文部科学大臣に答申した。

 同神社蕨岡口ノ宮本殿は1896年、現在地の東方約200メートルの山手で建築され、1953年に移築。桁行(けたゆき)3間(13・84メートル)、梁間(はりま)6間(16・91メートル)の規模で、切妻造(きりつまづくり)銅版葺(ぶき)。正面が13・8メートルにも及ぶ大型の社殿で、内部は外陣・内陣に分かれ、さらに内々陣がある。

 随身門は江戸時代後期に建築された「三間一戸八脚門(やつあしもん)」。本殿と同じく切妻造銅版葺。軒(外壁より外に延びた屋根)は、垂木が2段で、垂木と垂木の間が垂木の幅と同じ「二軒繁垂木(ふたのきしげたるき)」。伝統的な手法で手堅くまとめられた端正な八脚門となっている。

 登録基準で、本殿、随身門とも「国土の歴史的景観に寄与」に該当するとされた。

 今回の2件を加え、県内の文化財建造物は18件となった。
          

文化財建造物に登録された本殿(上)と随身門
文化財建造物に登録された本殿(上)と随身門



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field