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2007年(平成19年) 7月6日(金)付紙面より

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見せた“水高魂” 伝統のカッターレース力を合わせオールこぐ

 鶴岡市の加茂水産高校(保科悟校長、生徒175人)で5日、伝統の「原田杯争奪カッターレース大会」が行われた。

 同校では、1946年の開校当時から毎年、創立記念日(7月5日)に合わせて加茂港内を会場にカッターレースを行っている。優勝杯は加茂地区の原田漁業前社長の故原田行雄さんが寄贈したもの。

 今年は、1―3年生の各クラスと、同校職員チームの対抗戦。艇長、艇指揮とクルー合わせて14人を1チームとし、各クラス2チームずつ計12チームが出場した。重量の違う2艇のボートを各チームが交代でこぎ、港内に浮かべたブイまで約300メートルのコースを往復し、2チームの合計タイムで順位を争った。

 この日は時折、強い雨が降りしきる悪天候となったが、波は穏やかでレースコンディションはまずまず。スタートフラッグを合図に2艇のボートが一斉にスタートし、艇指揮の掛け声に合わせ、クルーたちは力いっぱいオールをこいでいた。
          

掛け声に合わせオールをこぐ水高生たち
掛け声に合わせオールをこぐ水高生たち



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