2007年(平成19年) 7月8日(日)付紙面より
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鶴岡駅前商店街振興組合(後藤八郎理事長)は7日、JR鶴岡駅前の旧ジャスコ鶴岡店跡地にクローバーの種をまく緑化活動を繰り広げた。
ジャスコ鶴岡店は一昨年3月に閉店。同年秋からビルの解体工事が行われ、現在は砂利と土だけの空き地となっている。
砂塵やほこりなどが立つことや景観などの面から、同組合では鶴岡市の協力を得て跡地の緑化活動を企画。約3000平方メートルの範囲に、繁殖力が強く管理に大きな手間がかからないクローバーの種植えを決めた。
この日は同組合メンバーや家族など35人が参加。前日のうちにラインを引き、クローバーの葉が生えた時にアニメキャラクターなどの模様となるよう種をまく量や場所を調整、通行スペースなども設置した。
メンバーは手分けして、土と混ぜた10キロ(約2000平方/メートル分)の種をふるいにかけながら、跡地にまいた。後藤理事長は「クローバーは幸運を呼ぶとされ縁起が良く、梅雨の時期にまけば散水の手間もかからない。3日ほどで芽を出すと思う」と話していた。
また、緑化活動と平行して、駅前通りの歩道に設置している植栽ボックスの除草作業も行われた。
鶴岡駅前のジャスコ跡地にクローバーの種をまいた