2007年(平成19年) 8月21日(火)付紙面より
ツイート
全日本一輪車競技大会に出場し、4種目で優勝するなど大活躍した酒田市平田地域の小学生による「山形田沢っ子こぐぞ?クラブ」のメンバーが20日、市教育委員会を表敬訪問し、石川翼久教育長に活躍を報告した。
こぐぞ?クラブは、平田地域の小学生たちで2年前に結成。週末を中心に田沢小や南平田小で練習を重ねている。現在のメンバーは35人。
全日本一輪車競技大会は日本一輪車協会の主催で毎年開かれ、今年は今月5日、東京都江戸川区の江戸川陸上競技場で開催。こぐぞ?クラブからは18人が出場し、阿部雄人君(9)=南平田小4年=が小学3・4年の100メートル、400メートル、片足の3種目で優勝したほか、石黒大幹君(12)=田沢小6年=が同5、6年の障害で優勝、佐藤隼人君(11)=同6年=が同じく3位など、チームとして優勝4、6位までの入賞9という好成績を収めた。
この日はチームを代表して阿部君、石黒君、佐藤君の3人が石川教育長に活躍を報告。阿部君は「三冠を達成できてうれしい」、石黒君は「去年より良い成績に満足。中学に行っても続けたい」、佐藤君は「とても緊張したが、良い成績を残せてうれしい」とそれぞれ出場の感想を語った。
石川教育長は「素晴らしい成績。バランスは健康にも大切。ずっと続けてほしい」と喜んでいた。
田沢っ子こぐぞ?クラブが活躍を報告。左から佐藤君、石川教育長、石黒君、阿部君