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2007年(平成19年) 11月10日(土)付け紙面より

相互乗り入れ計画説明 余目酒田道路と横断道の接続

 庄内町廻館―酒田市東町間の地域高規格道路「余目酒田道路」(延長12・7キロ)と、東北横断道酒田線を接続するための計画の変更に関する住民説明会が8日、酒田市勤労者福祉センターで開かれ、国土交通省側が具体的な計画を明らかにした。来年中に都市計画の変更手続きを終え、その後、現地測量などに入っていきたい考え。 この日の住民説明会は、都市計画の変更手続きの一環で、約80人が参加。国土交通省酒田河川国道事務所、県庄内総合支庁、酒田市の各担当者の説明を聞いた。

 接続されるのは酒田市大町付近。現行の計画では、余目酒田道路は横断道の下を通り、接続されていない。また、主要地方道酒田松山線から余目酒田道路に乗るインターチェンジ(IC)は、乗る場合は酒田市街地方面へのみ、降りる場合は同市街地方面からのみのハーフICとなっている。

 変更計画では、酒田松山線と余目酒田道路のICをダイヤモンド型の全方向ICとし、同ICから接続道路を延ばし、横断道に設けるダイヤモンド型ICに接続する。これによって、酒田松山線、余目酒田道路、横断道の全方向からの相互乗り入れが可能となる。

 この日の酒田河川国道事務所の説明では、接続のメリットとして、▽地域間の連携・交流促進(最上・庄内間の連携で、庄内空港や酒田港の利用増など交流が活性化)▽高速道路ICまでの時間短縮(酒田市街地や庄内町方面などから高速道路が利用しやすくなる)▽ルート選択の拡大(酒田―鶴岡間のルートの選択肢が増)▽救急医療の搬送の迅速化(日本海病院への所要時間の短縮)―という4つが示された。

 今後のスケジュールとして、08年中に都市計画の変更手続きを終え、その後、現地測量、詳細設計、用地買収と進み、着工を目指したい考え。

 説明会では、住民から「当初は計画になかったが、なぜ急に決まったのか」「料金はどうなるのか」といった質問が出た。これに対し、酒田河川国道事務所では「酒田市などから要望が出て、昨年度から検討を進めていた」、横断道が有料、余目酒田道路が無料となる料金については「ETC(自動料金収受システム)をどうするかも含め、これから詰めていく」と答えていた。        
          

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現行計画(上)と変更後の計画の違いを示した図


2007年(平成19年) 11月10日(土)付け紙面より

冬の暮らしを直撃 ガソリン、灯油一斉値上げ 消費者に不安、販売側も死活問題

 原油価格の高騰を受け今月1日、全国各地でガソリンや灯油が一斉に値上げされた。庄内各地でもレギュラーは1リットル当たり平均5円前後上がり、各ガソリンスタンドの店頭では150円台の価格表示が目立っている。灯油価格も大幅に値上がりし、消費者からは冬を前に生活面での不安の声がささやかれている。

 石油情報センター(東京都中央区)によると、山形県内のレギュラーガソリン価格は今月5日現在1リットル当たり平均147・7円。先月1日の143・2円に比べ、4・5円上昇した。灯油価格(店頭)は今月5日現在1リットル当たり83・5円で、先月1日の78・3円に比べ5・2円の上昇。全国平均では、今月5日現在のレギュラーが149・9円で先月1日から5・9円上昇、灯油は5・5円上昇した。地方によってはレギュラー価格が157円に達したところもあるという。

 原油価格の高騰は、背景にここ数カ月続いているドル安の影響と見られている。ドル安で原油に割安感が出たことから、海外投資家が投資資金を集中させたことが価格高騰につながった。

 鶴岡市内のあるガソリンスタンドでは今月1日、ハイオク、レギュラー、灯油など全油種の価格を一律5円の値上げに踏み切った。同スタンドの40代の店長は「うちのようなフルサービス店はともかく、最も神経をとがらせているのはセルフサービス店では。レギュラー価格も147円前後に留めたようだ」と話す。

 また、「国内の灯油在庫量が例年に比べ圧倒的に不足していると聞く。12月も再びガソリンや灯油の値上げが予想されており、今冬は天候次第で消費者にとってかなり厳しいことになるのでは」と指摘する。「原油が不足している以上、自分たちも死活問題だが適正価格で売るのが販売側の最低限のモラル。お客さんも燃費向上のため暖気運転をやめたり、遠出を控えたりと自助努力しているようだ」と話した。

 一方、庄内交通観光バス・ハイヤーでは「観光バスは走行距離が延びていることに対し、乗車料金の単価は下がっている。そんな中で原油の価格高騰はかなり厳しい状態。アイドリングストップなど、できることからコツコツとやるしかない」と厳しい現状を語った。
 原油高騰は消費者の生活にも暗い影を落としている。鶴岡市の30代主婦は「『今年も暖冬になってくれないかな』と仲間で顔を合わすたびにそんな話題ばかり。ガソリンも灯油も生活に密着しているのでとても不安。車での遠出は減るだろうし、ストーブを使わずこたつで我慢するしかないかも」と話した。

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鶴岡市内でもレギュラーガソリンが1リットル当たり150円台と表示された



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