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2007年(平成19年) 5月31日(木)付紙面より

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ダム湖畔で音楽を 森と水そして月光のしらべ 日フィルメンバーのステージも

 豊かな自然に包まれた湖畔で音楽を楽しむコンサート「森と水そして月光のしらべ」が来月16、17の両日、鶴岡市朝日地域の月山ダムたしろ広場をメーン会場に開かれる。

 月山ダムを水源とする地域の住民が一体となり、地域活性化と水源を守る意識の高揚を目的に、庄内一円の音楽関係者や文化人、学生などで実行委員会(伴和香子委員長)を組織し企画。昨年初めて実施した。

 初日の16日は、午後1時からプレイベントとして「日本のふるさと・歌あそび」がたしろ広場で行われる。独楽(こま)回しや凧(たこ)揚げ、縄跳びなど、昔懐かしい日本の歌あそびを楽しむ。夕方からのコンサートに出演するアメリカやロシアの子供たちも参加する。

 メーンイベントの第1部「水への誘い」は午後3時から。『世界こども音楽交流フェスティバル・コンサート』が同広場で行われる。鶴岡ジュニアオーケストラや朝日中学校の生徒など地元の子供たちや、アメリカのコロラドスプリングスこども合唱団、ロシアのモスクワ・プレアブラ・ジュニエ合唱団などが出演する。

 第2部の湖畔コンサート「月光への誘い」は、アメリカ、ロシアの両児童合唱団や東栄小学校児童のステージ、音里間満生さんの胡弓演奏、山形の語り部・多勢久美子さんの語り、日本フィルハーモニー交響楽団メンバーでつくる「フェスティバル・ブラスアンサンブル」のステージなどが繰り広げられる。

 2日目の「森への誘い」は17日午前10時15分から、田麦俣地区の六十里越街道・千手ブナの下でコンサート。アメリカ、ロシアの両児童合唱団、音里間さんの胡弓、フェスティバル・ブラスアンサンブルなどのステージが予定されている(雨天中止)。

 いずれも入場無料で全席自由。防寒具などは持参する。第1、第2部はたしろ広場近くのノコト広場に駐車場が設けられ、会場までシャトルバスが運行される。バス運営協力金として100円が必要(高校生以下無料)。問い合わせなどは鶴岡市朝日庁舎総務課の同実行委員会事務局=電0235(53)2111=まで。
          

今年も月山ダム湖畔でコンサートが開かれる=昨年6月
今年も月山ダム湖畔でコンサートが開かれる=昨年6月


2007年(平成19年) 5月31日(木)付紙面より

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特別支援教育の知識習得 LD児などへの市道充実 コーディネーター養成始まる

 鶴岡市が本年度から3カ年事業で展開する「特別支援教育コーディネーター養成講座」が29日、櫛引公民館でスタートした。市内の小中学校の教員など定員(50人)を超える72人が受講し、指導内容について学んだ。

 同市では、2005年度に文部科学省の特別支援教育推進体制整備モデル事業の指定を受けた。障害のある子供たちを受け持つ教員の指導教員として「特別支援コーディネーター」を市内の小中学校全51校に各1人を配置している。

 養成講座は、ADHD(注意欠陥・多動性障害)やLD(学習障害)などの児童生徒への指導・支援体制の充実を狙いに、特別支援教育の基礎知識、指導内容、テスト結果などの分析方法、保護者との接し方といった実践的な専門知識の習得を目指す。

 対象はコーディネーターや市内の小中学校に勤務する教職員、市教育委員会に所属する教育相談員やスクールカウンセラーなど。山形大地域教育文化学部の三浦光哉教授らを講師に、夏期休業などを利用して年間6回の研修を実施。合計30単位取得者には市教委から修了証が与えられる。

 初回のこの日は三浦教授が特別支援教育コーディネーターの目的と役割、ADHDやLDを把握するための個別検査や分析方法などについて指導。この中で三浦教授は「個別検査は150―200の方法があるが、児童生徒に合った検査を見つけることが大切」と説明。また、LD児童・生徒の特徴については「LDでは、国語の偏差値は平常なのに算数・数学が極端に悪いなど、バランスの悪さが特徴。そうした点を見極めて対処しなければ」などと解説した。

70人を超える教員が受講した特別支援教育コーディネーター養成講座
70人を超える教員が受講した特別支援教育コーディネーター養成講座



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