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2007年(平成19年) 6月2日(土)付紙面より

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全国の“米自慢”大集合 庄内町で今年12月 おいしさ競うコンテスト

 庄内町は、全国の米農家から自慢の米を出品してもらい、その「おいしさ」のみを競う「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」を今年12月に開催する。同コンテストの実行委員会(実行委員長・原田眞樹町長)の初会合が31日、同町役場西庁舎で開かれた。

 このコンテストは、旧小出新田村(現庄内町小出新田)出身の篤農家で、コシヒカリなど良質米のルーツとなっている水稲品種「亀の尾」の生みの親、阿部亀治翁(1868―1928年)の顕彰祭(阿部亀治翁顕彰会主催)が今年9月で80回の節目を迎えることを記念し、「おいしい米の里・庄内町」を全国にPRし交流人口を拡大することが狙い。

 主催は、同町と県庄内総合支庁、庄内観光コンベンション協会、余目町・庄内たがわ両農協などで組織する実行委員会。全国から自慢の米を1個人2点まで計300点程度出品してもらい、全国から公募する審査員300人が1次審査。実際に食し評価が高かった上位30点が12月1日に開かれる決勝大会に出品され、日本一を決める。

 同実行委員会事務局の町産業課は「既存のコンテストは食味計などの機械判定で予選を行っている。予選落ちの米は一度も食されることなく、出品者にとっては不満が残る審査方法となっている。予選の段階から実際に食べてもらうことで、他のコンテストと差別化を図りたい」と話す。

 初会合には実行委員ら16人が出席。原田町長が「これからも日本一おいしい米の里であり続けるため、この事業を興していかなければならない。協力をお願いしたい」とあいさつ。事務局が開催要項案を説明した後、委員からは「決勝大会には有名人を招くなど権威のアピールが必要」「審査員が組織票につながらないようにしなくては」「独自性を出すのは分かるが、参考程度に食味計を使用してはどうか」などの意見が出された。

 出された意見については今後、内容の検討・実施などを行う幹事会(幹事長・奥山賢一副町長)で協議し再度、実行委員会に提案する。

おいしい米コンテストの初会合が開かれた
おいしい米コンテストの初会合が開かれた


2007年(平成19年) 6月2日(土)付紙面より

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鶴信と酒信が合併基本合意 県内最大規模の信金に

 鶴岡信用金庫(本店・鶴岡市、加藤捷男理事長)と酒田信用金庫(本店・酒田市、加用貞二理事長)が合併することで基本合意したことが1日、明らかになった。両理事長が同日午後、記者会見し、正式に発表する。合併が実現すれば、資金量で米沢信用金庫を抜いて県内最大規模の信金が誕生することになる。

 鶴岡信金は1926年の創立。鶴岡市内に13店、酒田市内に2店の15店舗を展開。庄内地区のほか新潟県山北町を営業エリアにしている。

 酒田信金は51年に酒田信用組合として設立。2002年に庄内信用組合と合併した。酒田市と庄内町に7店舗を展開。前理事長時代に融資先などの破たんで経営が悪化、昨年2月に経営陣を刷新、信金中央金庫から60億円の「優先出資」を受け、再建を進めている。



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