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2007年(平成19年) 08月16日(木)付け紙面より

農業用水に「黄信号」 少雨の影響で荒沢、八久和両ダム 貯水率が60%まで低下

 8月に入ってからの少雨の影響で、庄内地方のほぼ3分の1、5000戸の農家の水田に農業用水を供給している荒沢ダムと八久和ダムの貯水量が低下している。今後2週間、雨が降らない場合、ダムの水が底をつく可能性が出てきた。荒沢ダムを管理する県庄内総合支庁荒沢ダム管理課は14日、土地改良区などの関係機関に渇水情報を出し、農業用水の効率的な活用を呼びかけている。

 荒沢ダム管理課によると、8月に入ってからの14日までの総雨量は49ミリ。このまま降雨がなければ、排水路から揚水するなどの渇水対策に見舞われた1985年と同じ状況に陥る可能性があるという。

 荒沢、八久和両ダムの13日時点の貯水率は60%、貯水量は約2万5000トンを確保しているものの、1秒当たりのダムへの流入量4・7立方メートルに対し、放流量は11・4立方メートルと、放流が流入を大きく上回っている。

 荒沢ダム管理課の試算では、このまま降雨がなければ、今月分の農業用水は供給できるが、9月に入ると貯水率はゼロになる。稲作の場合、出穂期から登熟期までに十分な農業用水が確保できないと、稲の生育や収量に大きな影響が出る。

 渇水情報は、土地改良区のほか、国土交通省の各事務所や酒田測候所、ダムの水を利用して発電事業を行っている東北電力などの関係機関でつくる赤川水系渇水情報連絡協議会に流した。

 荒沢ダム管理課では「まだ黄信号という段階だが、農業用水を無駄遣いしないでほしい」と話している。

 今後、渇水が深刻な事態になった場合、飲料水に使われている月山ダムの水の放流が検討される可能性もある。

 酒田河川国道事務所によると、最上川水系については、水位は低いが渇水が心配されるほどの状態ではないという。

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8月に入ってからの少雨で貯水率が60%まで落ち込んだ荒沢ダム


2007年(平成19年) 08月16日(木)付け紙面より

綱締め、同部屋対決も実現 相撲の醍醐味に浸る

 大相撲「酒田場所」が15日、酒田市営体育館で開かれ、横綱・白鵬をはじめ、新大関・琴光喜ら幕内から序二段まで120人の力士が迫力ある取組を繰り広げたほか、横綱綱締め実演、しょっきり、子供相撲など本場所では見ることのできない催しも行われ、市民らが大相撲を堪能した。

 酒田場所は、実行委員会(会長・新田嘉一平田牧場会長)が勧進元(主催者)となり、2001年以来6年ぶりの開催となった。

 この日は午前6時に開館。力士たちは同体育館に隣接する港南小グラウンドで「やま稽古(げいこ)」に励んだ。土俵上での公開稽古に続き行われた子供相撲では、庄内地方の相撲教室に通う約30人が参加、時津海、嘉風、豪風、寶智山の胸を借りた。子供たちは「お願いします」と元気良くあいさつした後、頭から関取衆にぶつかっていった。中にはまわしをつかまれ振り回されたり、片手で軽々と持ち上げられ、観客からは笑いが起きていた。

 取組では幕内18番、序二段、三段目、十両それぞれ10番、幕下8番が行われたほか、番外取組として、本場所では優勝決定戦以外見ることができない琴欧洲、琴光喜の両大関による同部屋対決も。取組ごとに拍手がわき起こっていた。

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6年ぶりの開催となり、市民らが大相撲を堪能した酒田場所



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