2008年(平成20年) 3月16日(日)付紙面より
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庄内地方の中学校10校で15日、卒業証書授与式が行われ、卒業生が3年間の思い出を胸に学びやを巣立った。
庄内の中学校では14日に2校、15日に鶴岡・田川地区の10校、16日は酒田・飽海地区を中心に14校で卒業式が行われる。
このうち三川中学校(森晃校長、生徒240人)では、多くの来賓、保護者が見守る中、午前9時すぎに開式。森校長が89人の卒業生一人一人に卒業証書を手渡し、「中学卒業はひとつの通過点。これから歩むのは自分で決める道。決して平坦な道ではないかもしれないが、たくましく立ち向かってほしい。人は人の間で成長する。人とのかかわりを大事にしてもらいたい」とはなむけの言葉を送った。
在校生の「送ることば」と合唱「心の中にきらめいて」、「旅立ちの日に」を全校合唱した後、卒業生を代表して大川裕平君が「僕たちは今後、自分だけでは越えられない壁に当たると思う。その時はきっと周りの仲間や家族が助けになってくれる。誰かが壁を越えられない時は自分から助けてあげてください。それが三川中を温かいものにしてくれる。支えてくださった皆さん、ありがとうございました」と感謝の言葉を伝えた。
最後に「大地讃頌」「巣立ちの歌」を力強く歌い、旅立ちに決意を新たにした。
卒業生が3年間の思い出を胸に学びやを巣立った