2009年(平成21年) 2月19日(木)付紙面より
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18日は二十四節気の1つ「雨水(うすい)」。庄内地方はこの日午前中、時折、青空がのぞく比較的穏やかな天候となり、前日まで降り続いた雪を片付ける人や雪遊びを楽しむ子供たちの姿が見られた。
雨水は、降るものが雪から雨に変わり、積もった雪が解け始めるころとされる。酒田測候所によると、この日の庄内地方は冬型の気圧配置が続き、午前中までの最低気温は平年に比べて0・9度低い氷点下2・5度となった。正午までの最高気温は2・1度で平年に比べて2・3度低いものの、風も弱く穏やかな天候となった。
鶴岡市泉町の鶴岡幼稚園(本間清一園長)ではこの日午前、登園した子供たちが先生たちに見守られて敷地内で雪遊び。前日までに降り積もった雪の小山で、そり滑りや「けっつ滑り」に歓声を上げたり、かまくら作りをしたりなど、思い思いに雪と触れ合っていた。
同測候所によると、19日は冬型の気圧配置が緩み、昼前から次第に曇りになるという。
歓声を上げながらそり滑りを楽しむ園児たち=18日午前10時ごろ、鶴岡市の鶴岡幼稚園