2009年(平成21年) 6月23日(火)付紙面より
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「国際ノルディックウオークin湯野浜」が20、21の2日間にわたり、鶴岡市の海山の3コースで行われ、県内外の愛好者たちがストックを手にウオーキングを楽しんだ。
両手にスキーストックを持って歩くノルディックウオークは、腕や胸、肩などの運動が加わることから、通常のウオーキングに比べ、運動効果が4―5割アップするという。フィンランドやノルウェーなど北欧諸国が発祥とされ、日本でも近年、各地で盛んに大会が開催されている。湯野浜大会は、1999年に国内初の大会として開催。今回で11回目を迎えた。
初日は庄内地方をはじめ県内外から約350人が参加。スペシャルゲストとして参議院議員で日本ノルディックフィットネス協会親善大使の荻原健司さんも訪れた。湯野浜海岸をスタート・ゴールに、北に向かい酒田市の浜中海岸で折り返す10キロ、庄内空港の手前で戻る5キロの2コースに分かれ歩いた。
開会式に続き午後2時半に10キロ、30分後に5キロがそれぞれスタート。薄雲が広がり梅雨の時期特有の蒸し暑い天候となったが、参加者たちは荻原さんと一緒にストックを手に日本海やクロマツ林を眺めながら軽快に歩を進めていた。
2日目は同市羽黒町の羽黒山を舞台に4キロコースでウオーキングが行われた。
ストックを手にウオーキングを楽しむ参加者たち=20日、鶴岡市湯野浜