2009年(平成21年) 03月01日(日)付け紙面より
酒田市の「万里の松原に親しむ会」(三沢英一会長)と松陵小学校(田中利明校長)の4―6年生有志が28日、同市の大浜海岸砂丘地でクロマツ林の再生を目指した植栽活動を繰り広げた。
同会は、松陵小と泉小の学区内の住民約90人が中心となってつくる。地元の企業や自治会、両校の協力を受けながら長年、大浜海岸のクロマツ林再生に取り組んでいる。
今回の植栽地は、2002年3月に庄内森林管理署が広範囲にわたってクロマツを植栽した砂丘地だが、海岸に近い西側が潮風や飛砂などの影響で枯れてしまったものが多かった。同会は、先人たちが厳しい自然環境の中で何度も植栽を繰り返してきた苦労を児童たちに知ってもらおうと、植栽を企画した。
この日は松陵小の児童23人と保護者、教員、親しむ会のメンバーなど合わせて約60人が参加。約500平方メートルの砂丘地に高さ15センチほどの苗200本を植栽。児童たちは親しむ会メンバーの指導を受けながらシャベルで穴を掘り、わらや肥料などと一緒にていねいに苗を植えていた。
同校5年の高橋知大君(11)と伊藤伸晃君(10)は「苗を何本も植えて、風除けのついたてもたくさん立てた。大きく育ってほしい」と話していた。
クロマツの苗をていねいに植樹する松陵小の児童たち
2009年(平成21年) 03月01日(日)付け紙面より
鶴岡市立看護専門学校(校長・松原要一市立荘内病院長)の卒業証書授与式が28日、荘内病院講堂で行われ、3年間の課程を修了した卒業生16人が看護の第一線を前に学びやを巣立った。
式には来賓や保護者、在校生など約120人が出席。はじめに松原校長が卒業生一人一人に卒業証書を手渡してしっかりと握手した後、「ケアの専門家として思いやりのある、明るさと優しさを持った看護師になって。誰にでも始まりがある。初心を忘れず、技術を学び、看護の達人を目指してほしい」とお祝いの言葉を贈った。
富塚陽一市長は「心の痛みを癒やす看護を」と激励。来賓の祝辞などに続き、卒業生総代の城戸友香李さん(21)=鶴岡市=が「看護の仕事は赤ちゃんからお年寄りまで生きることに寄り添う責任のある仕事と実感した。16人の仲間との3年間の苦楽を糧に、出会いを大切にして心の温かな医療者になりたい」と答辞を述べた。
目に涙を浮かべ拍手で送られる卒業生たち