2009年(平成21年) 8月21日(金)付紙面より
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鶴岡市たらのき代の通称・タバコ団地で、葉タバコの収穫がピークを迎えている。生産者たちは連日、摘み取った葉タバコをハウスへ運び、乾燥させる作業に汗を流している=写真。
同地区では1950年代半ばにタバコの栽培を開始し、70年に団地化した。現在は生産農家16戸で構成する櫛引たばこ振興会(成田終治会長)が計約10ヘクタールで栽培している。
成田会長方の畑では今年5月初旬ごろに定植、6月下旬から収穫作業が始まった。20日は午前中から、専用の収穫機に乗りながら茎下の葉を一枚一枚丁寧に手で摘み取り。集まった葉タバコはハウス内で逆さまにつるされ、まだ黄緑色をとどめた葉がまるでカーテンのように並んでいた。
成田会長は「7月上旬ごろの強風の影響で葉タバコが倒れてしまう被害があったが、収穫量は平年並み」と話していた。収穫は今月末ごろまで続く。
2009年(平成21年) 8月21日(金)付紙面より
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庄内地方の小学校83校のうち38校で20日、2学期の始業式が行われた。また、前後期制をとっている5小学校でもこの日から授業が再開。約1カ月ぶりに子供たちの元気な声が校舎に戻った。
庄内教育事務所によると、3学期制をとる小学校では、19日に酒田市の十坂小、遊佐町の稲川小など4校で始業式が行われたのを皮切りに、20日を中心に25日までに全67校で2学期がスタートする。
同市の亀城小(児童412人)では、20日午前8時55分から体育館で始業式。校歌斉唱に続いて佐藤正夫校長が「みんな仲良く助け合う亀城小にしよう」と語りかけた上で、新型インフルエンザが小学生にも広がってきたことを話し、「私たちにできるのは、うがいや手洗いをしっかりすること。新型インフルエンザに負けないよう、この2学期を頑張ろう」と呼び掛けた。
児童を代表し2年生の杉原鈴彩さん(8)、4年生の黒沢立浩君(10)、6年生の大森隆史君(11)の3人が「漢字を覚えられるよう工夫する」「秋の虫を観察してまとめたい」「仲間と一緒なのはあと半年。楽しい思い出をたくさんつくりたいので一日一日、全力投球で頑張る」などと2学期の目標を発表した。
その後、各教室に戻り授業開始。1年1組では自由研究や工作、手伝いなど夏休みに頑張ったことの発表会を開き、児童一人一人がクラスメートに成果を披露した。
夏休みに頑張ってまとめた自由研究の内容をクラスメートに発表=酒田市の亀城小