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2010年(平成22年) 3月19日(金)付紙面より

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春を告げる「安丹神楽」 ユーモラスに笑い誘う

 春を告げる神楽として知られる鶴岡市安丹地区の「安丹神楽」が17日、同地区公民館で行われ、地元の青年たちがユーモアあふれる舞を披露し、集まった地元民たちの笑いを誘った。

 安丹神楽は江戸時代の安政6(1858)年、現在の安丹地区でコレラが発生した際、村人たちがわらを持ち寄って獅子頭を作り神楽を舞ったところ、1人の死者も出なかったという言い伝えに由来する。

 現在は同地区の35歳までの男性8人でつくる安丹神楽会(佐藤惠一会長)が中心となって、地区の稲荷神社に奉納する形で受け継いでいる。昨年、奉納150周年を迎え、獅子頭や太鼓、面などを新調した。

 この日は大勢の地元民やアマチュアカメラマンが公民館に集まった。はじめに「巫女(みこ)舞」や「獅子舞」、謡とともに舞われる「剣の舞」が奉納され、続いて余興に当たる呼び物の「笑福」が始まると場の盛り上がりは最高潮に。ひょっとこの面をかぶった「長兵衛」と、おかめの「あねさま」が登場し、笛や太鼓の音に合わせてこっけいな舞を披露した。

 舞の合間には長兵衛が客席に入り込み、ひょっとこの顔をぐいっと近付けるなど子供や女性にちょっかいを出すと、会場は大きな笑い声に包まれた。

客席で長兵衛が子供や女性にちょっかいを出すと周囲から大きな笑い声が起こった
客席で長兵衛が子供や女性にちょっかいを出すと周囲から大きな笑い声が起こった



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