2010年(平成22年) 11月28日(日)付紙面より
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酒田市の屋内アイススケート場「スワンスケートリンク」が27日、今シーズンの営業を開始した。スケート愛好者や親子連れらが訪れ、約8カ月ぶりとなる氷の感触を確かめながら初滑りを楽しんだ。
スワンスケートリンクは、同市入船町の市体育館のアリーナ部分にビニール製の防水シート、断熱材を張り、その下に冷却管を敷いて氷を張る方式の組み立て・解体式リンク。広さは縦27メートル、横40メートル。1994年から冬季だけ開設している。
「冬場の運動不足の解消ができる」と市民らに親しまれ、これまでシーズン平均で2万人前後が利用。市文化スポーツ振興課によると、昨シーズンは延べ1万9000人余りが利用したという。
今シーズン初日となった27日は無料開放。開場の午前10時を前に市民らが長い列をつくり、開場のアナウンスとともにスケート靴に履き替えて滑走を楽しんでいた。無料開放(貸し靴代有料)は28日も行われる。
29日以降の入場料は一般510円、高校生310円、中学生以下210円。貸し靴料は310円。今シーズンは元日を除き来年3月6日まで営業する。小・中学生は土・日曜日の入場料が無料になる。
営業時間など詳しい問い合わせはスワンスケートリンク=電0234(23)3437=へ。