2011年(平成23年) 2月18日(金)付紙面より
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埼玉県の飯能信用金庫(本部・飯能市、内田哲理事長)の出資会員たちによる大型観光ツアーの歓迎セレモニーが16日、鶴岡市湯野浜一丁目のホテル亀やで開かれ、榎本政規市長らが記念品を贈るなどして歓迎の意を伝えた。
ツアーは、飯能信金の出資会員組織「HOC飯信オーナーズクラブ」が年1回実施しているもので、鶴岡信用金庫(本部・鶴岡市、加藤捷男理事長)が仲介して実現。今月初めから来月初めまで、21班体制で計約4000人が1泊2日の日程で来庄している。
この日は第9班で、参加者は飯能信金の町田知可雄常務理事を含め165人。宿泊先の亀やで夕食時に行われたセレモニーには、地元から榎本市長や鶴岡信金の加藤理事長、庄内観光コンベンション協会専務理事の大滝太一・県庄内総合支庁産業経済部長らが出席した。
榎本市長は、藤沢周平記念館の入館者が、昨年4月のオープン時の1人目、同8月の5万人目がともに埼玉県人だったことや、今年4月には飯能市で開かれる森林文化都市サミットに出席することに触れ、「心から歓迎します。再び鶴岡においでいただくことを願っています」と歓迎。加藤理事長も「厚い人情でおもてなしをするので、またござへ」と庄内弁を交えあいさつした。
記念品として大滝専務がいづめこ人形、榎本市長が藤沢周平記念館の図録(飯能信金の全支店分45冊)を、それぞれ町田常務理事に贈った。また、やまがた観光キャンペーン推進協議会がツアー全参加者約4000人に、県産米新品種「つや姫」各1合を贈っていることが披露された。
町田常務は「こんなセレモニー付きの歓迎は初めてで、感激。(ツアー参加者は)今後も二度、三度と泊まりに来るのでは」と述べた。