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2011年(平成23年) 2月20日(日)付紙面より

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鷹狩り実演も 児童、園児、一般など100人森林文化を体験的に学ぶ

 「森林文化」を体験的に学ぶイベントが19日、鶴岡市越中山の古(いにしえ)の里森林公園で開かれ、「最後の鷹匠(たかじょう)」と言われる同市田麦俣の松原英俊さん(60)が鷹狩りの実演を披露した。

 「森林文化都市」を掲げる鶴岡市が森林環境教育の一環で開催。同市の大山児童館の児童約20人と、朝日地域の朝日、本郷、大泉、大網の4保育園の園児約50人、一般など計100人が参加した。

 松原さんは、雄のイヌワシ「崑崙(こんろん)」号(9歳、体重約4・5キロ、翼を広げた幅約1・9メートル)を腕に載せて登場。「赤いものを襲う。寿命は40年ぐらい」などイヌワシの習性を解説した後、鷹狩りを実演した。

 生きたニワトリ1羽が雪の上に放たれると、崑崙号はさっそうと飛んで襲い掛かり、仕留めた。獲物をついばむ様子を、子供たちは近くに寄り、息をのんで見つめた。その後、崑崙号の背中に恐る恐る触れ、「温かい」と感激していた。

 松原さんは「ワシやタカが獲物を捕まえるのは自然なこと。それを残酷だとか言って見せようとしないのはおかしい。人間がさまざまな生き方をするように、動物も自然も多様でいい」と話していた。
 児童たちはその後、かんじきをはいて雪中トレッキング、そり遊びなどを楽しんだ。

松原さん(左)の腕に載った崑崙号の背に、恐る恐る触る子供
松原さん(左)の腕に載った崑崙号の背に、恐る恐る触る子供



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