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2011年(平成23年) 4月5日(火)付紙面より

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新「酒田一中」開校

 酒田市の第一、第五両中学校が統合し、旧酒田一中の施設を活用して誕生した新・酒田第一中学校(佐藤邦生校長)の開校式が3日、同校体育館で行われた。映画音楽作曲家でピアニストの久石譲さんが作曲し、久石さんの長女でシンガーソングライターの麻衣さんが作詞した校歌、旧酒田一中卒業生で元美術教師の齋藤豊さんがデザインした校章が披露され、新たな歴史の一ページを刻んだ。

 新酒田一中は、両校とも小規模化が進み、将来的にも生徒数の減少が予想されることから、適切規模の学校にするために統合。両学区の住民や両校の教職員らで2008年7月に統合準備委員会を立ち上げ、この日に備えてきた。新1年生を含む生徒数は538人。

 開校式には2、3年生と地元住民、学校関係者ら合わせて500人余りが出席。阿部寿一市長が「両校の校風が調和し新しい校風が刻まれていくと確信している。生徒の皆さんは自信と誇りを持ち、新しい酒田一中で羽ばたいてほしい」と式辞。市教委の高橋利秀教育委員長が「生徒からは新たな歴史を築いてもらいたい」、佐藤校長が「地域の皆さんは、まだ不確かな歩みを温かく見守ってもらいたい。新しい船出を宣言する」とそれぞれあいさつした。

 校章デザインを担当した齋藤さんが「松かさと松葉を基本に、生徒たちの夢と希望の希求を象徴した」と校章に託した思いを話した後、久石さんから「すてきな学びやになることを願う」、麻衣さんから「いつか一中の皆さんの歌声を聞きに行きたい」というメッセージが寄せられたことが報告された。

 続いて齊藤真穂さんと菊池宏太朗君(いずれも3年)が生徒代表の言葉。「両校の伝統を良い形で受け継ぎながら互いに尊重し合い、生徒が一丸となって新一中をつくっていく。地域に夢と希望が与えられるよう頑張る」と決意表明した。最後に出席者全員で校歌を斉唱。新酒田一中の門出を祝った。

この日まで練習を重ねてきた校歌を全員で斉唱
この日まで練習を重ねてきた校歌を全員で斉唱



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