2011年(平成23年) 7月23日(土)付紙面より
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酒田市のJR酒田駅周辺で21日夕、「自転車安全大作戦」が行われ、市内の高校生らが自転車利用者に対し、施錠徹底や事故防止などを呼び掛けたほか、自転車用反射材「リフレクター」を装着して回った。
同日からスタートした「“明るいやまがた”夏の安全県民運動」(来月20日まで)と、同日に県下一斉に行われた「少年非行防止の日」活動の一環で、酒田警察署と飽海地区高校生徒指導連絡協議会が企画した。
この日は、酒田西、酒田工、酒田南、酒田中央、酒田東の5校の生徒、署員、警察庁指定「ヤング防犯ボランティア団体」の「山形SICT」のメンバーら計約30人が参加。活動を前に、同署の柴崎和也署長が「自転車の事故防止にはマナーアップが不可欠。また、自転車盗の約8割は無施錠。安全利用に向け、皆さんの活動に期待する」と激励した。
参加者は3班に分かれ、列車通学の生徒の下校時間に合わせ午後4時から約1時間、▽信号機・止まれ標識は必ず守る▽乗りながらの携帯電話は交通違反▽離れる際は必ず鍵を―などと書かれた啓発グッズを配布。また、道行く自転車を1台ずつ止め、リフレクターの有無を確認した上で、付いていなかった場合は「自動車のライトに反射します。自転車の安全利用を」と呼び掛け装着していた。