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2011年(平成23年) 10月20日(木)付紙面より

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あでやか“同窓会” 歴代「酒田舞娘」集う

 歴代の酒田舞娘(まいこ)がこのほど、酒田市のガーデンパレスみずほに集い、旧交を温めた。

 酒田舞娘は1990年、北前船でにぎわったころの料亭文化を復活させ地域振興に役立てようと、当時の和嶋茂男酒田商工会議所会頭らの発案により舞娘を育て料亭などに派遣する「港都振興」を設立。1期生として4人の酒田舞娘が誕生した。

 2000年に平田牧場が事業を継承。以降、酒田舞娘は同社の社員として相馬樓(樓主・新田嘉一平田牧場会長)を拠点に唄や踊り、三味線などのけいこを積み、相馬樓をはじめとする周辺料亭や飲食店に出向いて「酒田の粋」を披露している。

 07年には、女優の吉永小百合さんと共演したJR東日本のテレビCMが放映され人気に拍車。山形県や庄内地方の観光をPRする国内外の各種イベントにも同行し、酒田観光のシンボル的存在になっている。

 これまでに18期、計30人が源氏名をもらった。このうち3期生で現在は力弥(りきや)さんとともに伴奏を受け持つ地方(じかた)担当の小鈴さんが“同窓生”に集合を呼び掛け。山形市などから参加した8人と現役舞娘5人の計13人が集まり、新田会長、力弥さんらも加わった。

 1期生の紫乃さん、小梅さんが「舞娘を通して貴重な体験をさせていただいた」と述べ、乾杯の音頭。その後、現役舞娘の伴奏で歴代舞娘が「庄内おばこ」や「酒田甚句(じんく)」を披露。十数年ぶりながら息の合った所作を見せ、厳しいけいこで得た成果を示していた。

現役舞娘の伴奏で先輩たちがあでやかな踊りを披露した
現役舞娘の伴奏で先輩たちがあでやかな踊りを披露した


2011年(平成23年) 10月20日(木)付紙面より

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大粒で色合い良く 「孝子丸」収穫始まる

 庄内柿の一種「孝子丸(こうしまる)」の収穫が18日、鶴岡市羽黒町松ケ岡の匹田二三さんの農園で始まった。

 孝子丸は1983年に匹田さんの夫の故・孝士さんが在来種・平核無(ひらたねなし)の枝変わりとして発見。接ぎ木で殖やし、91年に品種登録を受けた。在来種に比べ粒が大きく丸みがあり、上品な甘さが特長。現在は孝士さんの遺志を引き継いだ二三さんが1ヘクタールの畑で約100本を栽培している。

 今年は、春の芽吹きの時期に強風で葉が落ち、実のつきが少なめというが、例年通り大粒で色合いよく実った。風は冷たいものの青空が広がった18日午後、今年初の収穫作業。匹田さんが大きくなったものを選び、一つ一つはさみを入れて腰に下げたかごに入れた。

 脱渋処理をして、週明けから順次出荷。収穫は今月いっぱいを見込んでいる。問い合わせは孝子丸農園=電0235(62)2707=へ。

青空の下、大きく実った孝子丸の収穫作業が始まった
青空の下、大きく実った孝子丸の収穫作業が始まった



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