2011年(平成23年) 11月4日(金)付紙面より
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鶴岡書道会(佐藤政一会長)主催の第63回荘内書道展覧会が3日、鶴岡アートフォーラムで始まった。わが子や孫の頑張りを見ようと、初日から大勢の家族連れが足を運んだ。
書道王国・鶴岡が誇る伝統の書道展。今年は、幼児を含む小中高生から大字部に約280点、普通部に約1110点、一般から66点の計1500点近い出品があった。同書道会で審査し、最高賞の鶴岡書道会賞をはじめ特別賞、特選、金、銀の各賞を決めた。
会場には出品作全てを展示。「かき」(小学1年)「月あかり」(同3年)「紅葉里の秋」(同6年)など、小中学生は学年ごとの課題を伸び伸びと書き、高校生は中国古典や仮名の臨書を見事な筆致で書き上げている。初日から子供連れの家族が訪れ、「昨年より上手になったね」などと言いながら、作品の前で写真を撮るなどしていた。展示は6日まで。