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2012年(平成24年) 4月27日(金)付紙面より

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「夢の倶楽」来月6日まで 開館8周年記念祭

 酒田市で随一の観光名所になっている観光物産館「山居倉庫・酒田夢の倶楽(くら)」が開館8周年を迎え26日、記念祭が始まった。来月6日までの記念祭期間中、商品を購入したりファストフードコーナーを利用した人に、鉢花や納入業者協賛の品々をプレゼントするほか、特産品の試食・試飲や実演販売などを繰り広げる。

 同館は、現役の米倉庫12棟のうち南側2棟を市が全農庄内本部(現山形本部)から購入。改修して主に物販の「幸の館」、ミュージアム「華の館」に整備したほか、2棟の間にはウッドデッキのオープンテラスを設けて2004年4月27日にオープンした。隣接する庄内みどり農協の農産物直売所「みどりの里 山居館」とも相まって、同市内では最も多くの観光客が立ち寄る施設になっている。

 記念祭は日頃の利用に感謝するとともに、地元ならではの新商品を紹介しているもの。イベント第1弾として28日まではフラワーフェスティバルと銘打ち、商品購入者ら先着200人に鉢花を贈呈。5月1、2日は第2弾「夢の倶楽フェア」として協賛業者の商品を200人にプレゼントする。また、期間中を通して子供対象に風船を、1―6日にはカーネーションの造花を進呈する。

 店頭では28日以降、各種だんごや玉ねぎフライの実演販売、漬物や月山ワインなどの試食・試飲と販売を実施。館内では期間中、「春の和スイーツ」限定販売や、各種商品の割引販売などを行う。

 記念祭初日の26日は午前9時の開館から大勢の観光客らが訪れ、特産品などを購入。同館で用意した白と紫のパンジーの鉢計200個は、お昼ごろになくなった。大型連休に行く東京の親類へのお土産を買いに来たという同市内の親子は、思わぬプレゼントに「うれしい」と目を細めていた。

8周年記念祭でプレゼントされたパンジーを手に笑顔の親子
8周年記念祭でプレゼントされたパンジーを手に笑顔の親子



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