荘内日報ニュース

2012年（平成24年） 4月29日（日）付紙面より

桜花満開 はつらつプレー　春季大会が開幕

　第59回春季高校野球大会庄内地区予選兼第86回平田杯庄内高校野球大会が28日、鶴岡ドリームスタジアムと酒田市光ケ丘野球場で開幕した。爽やかな晴天の下、球児たちがはつらつプレーを繰り広げ、庄内に「球春到来」を告げた。

　酒田市の県立、市立の計4校の統合で飽海地区の出場校数減少を受け、今季から春秋の地区大会予選は飽海と田川の両地区を合わせた「庄内地区」での開催となった。今大会は飽海から5校、田川から9校の計14校が出場し、鶴岡ドリームスタジアムと酒田市光ケ丘野球場の2会場で1次予選が行われる。

　初日の28日は2会場で1回戦6試合が行われた。鶴岡ドリームスタジアムでは、左翼側のスタンドの外で桜が満開。気温も上がり汗ばむほどの陽気となった。球場にはシーズンインを待ちかねた高校野球ファンや選手の家族などが足を運び、長打やクロスプレーに大きな歓声と拍手を送っていた。

　1次予選の決勝は5月3日の予定。決勝進出の2校、2次予選の決勝進出2校、3位決定戦で勝利した1校の計5校が県大会（5月18―20日、26、27日、庄内地区）に出場する。