2012年(平成24年) 7月27日(金)付紙面より
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庄内地方の多くの小学校が夏休みに入り、各地で早朝のラジオ体操が盛んに行われている。
鶴岡市の朝暘第四小学校区の陽光町内会では同町子供会(阿部真紀会長)の主催で毎年、子供たちと町内会や老人クラブのお年寄りたちが一緒にラジオ体操をするのが恒例となっている。今年は夏休みが始まった26日から28日までの3日間にわたって行う予定。
初日の26日朝は曇り空となるあいにくの天候となったが、胸にラジオ体操カードを下げた1―6年生の児童21人とその家族、町内会のお年寄りら合わせて約50人が同校グラウンドに集合。参加者たちは午前6時半からラジオ放送された「ラジオ体操第一」のメロディーに合わせて全員で体操。すがすがしい朝の空気を吸い込みながら、全身を思いっ切り動かして笑顔で取り組んでいた。終了後、子供たちは一列に並び、カードに参加を示すスタンプを押してもらっていた。
阿部会長は「ラジオ体操を通して地域の交流や絆を深める機会になればと思う。体をいっぱい動かして一日のスタートを気持ち良く切ってほしい」と話していた。