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2013年(平成25年) 1月29日(火)付紙面より

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児童がラーメン提供 “修業”経て5店開く

 酒田市ひらたタウンセンターで27日、「ジュニアラーメンフェスティバル」が開かれた。小学生たちが「ラーメンにっこり」「ラーメン味good」「AZIMARUラーメン」といった5店のオリジナルラーメン店を開設し1杯100円で販売。「おいしい」と好評で、早々と売り切れた。

 調理を担当したのは一條小など市内の小学生26人。昨秋から市内ラーメン店の協力を得て数回にわたって“修業”を行い、麺の太さや「あっさり魚だし」「背脂入り」などスープの味、ワカメやコーンなどトッピング内容を決めた。

 この日は午前9時、同センターに集合。5グループに分かれ、前日に仕込んだスープを温め、麺をほぐしたり具材をそろえるなど準備に当たった。開店の正午が近づくと、市民らが大勢詰め掛けて長い列。「食堂」として開放した集会室も、注文の品を味わったり出来上がりを待つ家族連れらでいっぱいになった。

 ラーメンは各店限定50杯。チケットはオープンから30分余りでほぼ売り切れ、その後に追加した分も含め1時間足らずで約300食を提供した。

 2店目のラーメンを食べていた佐藤拓実君(12)=一條小6年=は「味は濃いめとあっさりで違うけど、どっちもうまい」と感想。「ラーメンにっこり」店のリーダーを務めた竹内竜也君(12)=同=は、「にっこり食べてもらえるようにと思い、店の名前を付けた。みんなで力を合わせてできたから、うれしいし楽しい」と話していた。

 このイベントは、子供が成長していく上で必要なさまざまな体験が少なくなる中、子供たちに夢を与える「○○ごっこ」を企画し、父親も一緒に参加することで「家族の絆」「地域の絆」を深め、人材育成や地域活性化に結び付ける狙い。NPO法人「いぶき」など同市内の4法人と県子育て支援課で構成するGOCCO(ごっこ)推進協議会(星川龍一代表)が、県の本年度「新しい公共の場づくりのためのモデル事業」の採択を受け、初めて実施した。

子供たちが具材を盛り付けてオリジナルラーメンを完成させた
子供たちが具材を盛り付けてオリジナルラーメンを完成させた



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