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2013年(平成25年) 8月31日(土)付紙面より

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庄内の「見どころ」確認 山形DC本番に向け 全国の旅行業者ら50人

 来年に本番を迎えるJRの山形デスティネーションキャンペーン(DC)のエクスカーション(視察旅行)が29、30の2日間、県内7コースで行われた。庄内地方では2コースに、首都圏を中心に全国の旅行業者ら計約50人が参加し、鶴岡市の羽黒山や致道博物館、酒田市の山居倉庫などを巡り、旅行商品づくりに向け見どころを確かめた。

 DCは国内最大規模の観光キャンペーンで、山形DCは今年6―9月のプレ期間を経て、来年6―9月に本番を迎える。エクスカーションは28日に山形市で開かれた山形DC全国宣伝販売促進会議に合わせて行われ、庄内では29、30の1泊2日(参加17人)、29日の日帰り(同35人)の2コースが設定された。

 このうち1泊2日コースの一行は29日、鶴岡市の注連寺(大網)、羽黒山、庄内映画村オープンセット、鶴岡公園内の藤沢周平記念館、致道博物館、農家レストラン菜ぁ(福田)などを巡った。致道博物館では酒井忠久館長が国宝の太刀「真光」「信房」2振り、国指定名勝庭園、重要美術品の大井戸茶碗(本間美術館蔵)などを紹介した。

 JTB東北(仙台市)国内商品事業部の佐藤和則団体企画課長は「庄内は『深い』という印象。(羽黒山斎館で食べた)精進料理にしても、各所の文化にしても深くて、面白い。いろんな切り口のツアーができそう」、JTB中部(名古屋市)国内旅行課の西川秀起さんは「ある意味で重い。歴史などを知れば面白いが、説明がないとさっと通り過ぎ、満足度の低いツアーになる危険も。ボランティアガイドをうまく活用するなど工夫が必要」、交通旅行新聞社(東京都)「別冊旅の手帖」の五十嵐匡一編集長は「山形の観光は良いものが多く、今回も一つ一つが面白いと再認識。ただ、(二次交通などで)巡り方に悩む面もある」とそれぞれ話した。

 一行は同市湯野浜の旅館に宿泊。30日は加茂水族館、酒田市の土門拳記念館、山居倉庫、相馬樓などを視察、戸沢村での最上川舟下りを体験した。

山形DC本番に向け庄内の観光地を視察する旅行業者ら=29日、鶴岡市の鶴岡公園
山形DC本番に向け庄内の観光地を視察する旅行業者ら=29日、鶴岡市の鶴岡公園



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