2013年(平成25年) 11月16日(土)付紙面より
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鶴岡地区医師会が運営する鶴岡准看護学院(三原一郎学院長)の第55回戴帽式が14日、鶴岡市馬場町の同校で行われ、基礎学習を終えた1年生たちが純白のナースキャップを授かった。
戴帽式を迎えたのは今年春に入学し半年間の基礎学習を終え適性が認められた18―35歳の26人(うち男性3人)。式には保護者や在校生、来賓など約90人が出席した。
初めに宮崎純子教務主任から学生一人一人にナースキャップが授けられ、三原学院長が「看護の仕事は崇高な使命を担っていると、あらためて認識し決意を新たにしたことと思う。患者さんから心より『ありがとう』と言ってもらえる立派な看護師になってほしい」と式辞を述べた。
来賓あいさつに続いて戴帽生たちは、ナイチンゲール像からそれぞれ「看護の心」を表すキャンドルをともし、「人々の幸のために身を捧げん」とナイチンゲール誓詞を唱和し、看護師の道へ決意を新たにしていた。今後、約1年間にわたり、市立荘内病院などで臨地実習に取り組む。