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2014年(平成26年) 3月22日(土)付紙面より

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クラゲの引っ越しに協力 全国からボランティア 新館見学「広くてきれい」

 鶴岡市立加茂水族館(村上龍男館長)で21日、今年6月の新水族館オープンを前にミズクラゲの引っ越しが行われた。地元小学校の児童たちやボランティアが作業を手伝い、外装工事が終わったばかりの新館を一足早く見学するとともに、旧館からクラゲを運んだ。個体数の多いミズクラゲの引っ越し作業は23日まで3日間にわたって行われる。

 同館は今月10日ごろから新館で水槽の水質や温度管理のチェックのため、試験的に少数のクラゲを移すなど作業を開始。目玉となる「クラゲシアター」には、展示用としては世界最大級の円形水槽(直径5メートル)が設置され、5000―1万匹のミズクラゲが飼育展示される。

 ミズクラゲの個体数が多いため、同館はボランティアでミズクラゲの引っ越し作業への協力者をホームページなどで募集した。初日の21日は東北各地や関東圏から集まったボランティアスタッフ、クラゲマイスターなどのほか、加茂小学校の1―6年生35人と保護者も参加。合わせて100人余りが作業を手伝った。

 初めに奥泉和也副館長の案内で新水族館のクラゲ展示コーナーを見学。ギャラリーのように並んだクラゲの水槽や、巨大水槽を目の当たりにすると参加者たちから「広くてきれい」「すごい、とっても大きい」と歓声が上がった。

 続いて旧館に戻り、クラゲ展示室「クラネタリウム」のバックヤードで水族館スタッフからバケツに入ったクラゲを受け取り、新館に運んだ。巨大水槽の裏側でバケツの中のクラゲをそっと水中に放流すると、水槽内には次第にクラゲの数が増えていった。

  同館によると、23日までの3日間でミズクラゲ約1万匹とアザラシ、アシカなど海獣の一部の引っ越しを終える予定。今後は内装、外構工事が行われる中、5月下旬予定の内覧会まで展示準備が進められるという。新水族館は40―50種のクラゲをはじめ、150種類前後の魚類、海獣類などを展示する。

作業を手伝った“ご褒美”に、加茂小の児童や保護者が巨大水槽を見学。記念写真も撮った
作業を手伝った“ご褒美”に、加茂小の児童や保護者が巨大水槽を見学。記念写真も撮った



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