2014年(平成26年) 5月13日(火)付紙面より
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花や葉を特殊な液に沈めて水分を抜いた上で着色したプリザーブドフラワーを使ってお母さんへのプレゼントを作る教室が「母の日」の11日、酒田市の「後藤総合学園中の口教室」で開かれた。市内の小学生を中心に約20人が参加。カーネーションなどをあしらった色鮮やかでかわいいフラワーアレンジメントを完成させた。
プリザーブドフラワーは水を与える必要がなく、保存環境が良ければみずみずしい質感と柔らかさを保ったまま4、5年も観賞できる。また、花粉アレルギーの心配がないため病院でのお見舞い用に適している。
同学園(芳賀誠一園長)は4月から、大人向けのプリザーブドフラワーアレンジ教室を開講。今回は、子供たちを対象にした教室を母の日に合わせて開催し、完成品を母親へのプレゼントとして持ち帰ってもらおうと企画した。
園児から中学生までが参加。大人向け教室でも講師を務めている高橋美智さんの指導を受け、陶製の小さい器にカーネーション、バラ、アジサイ、カスミ草などを配置しながらオリジナルのフラワーアレンジメントを作った。最後に母親へのメッセージカードを添え、ラッピングして完成。
友達に誘われて来たという梅津心君(10)=泉小4年=は「いつもありがとう。(この花を)大事にしてもらえたらいいな」とメッセージカードに記入。「作るのは楽しかった。プレゼントすると、お母さん喜んでくれるかな」と話していた。