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2014年(平成26年) 6月1日(日)付紙面より

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開墾場に若葉輝く 市民が茶摘み楽しむ

 鶴岡市羽黒町の地縁団体「松ケ岡開墾場」(山田鉄哉理事長)が2010年から取り組んでいる茶の栽培で、5年目となる茶摘みが31日、松ケ岡の茶畑で行われ、関係者や市民らが若葉を摘み取った。

 松ケ岡は明治初期、旧庄内藩士が開墾し、養蚕とともに1873(明治6)年ごろから茶の栽培にも着手したが、当時の品種は寒さに弱く産業化には至らなかった。しかし、松ケ岡開墾場総代で旧庄内藩酒井家第18代当主の忠久さんが「お茶の博物館」として知られる入間市博物館の黒澤一雄館長から進言され、130年ぶりに寒冷地での試験栽培という形で栽培が始まった。

 この日は松ケ岡開墾場や市の関係者、市民ら約15人が参加。「さやまかおり」「ほくめい」「ゆめわかば」「ふくみどり」の4品種、約4000本が植えられた約20アールのほ場で、つやつやした黄緑色の若葉を丁寧に摘み取った。

 母親と一緒に参加した朝暘三小4年の菊池今日子さん(9)は「茶摘みは楽しい。緑茶になるのが楽しみ」と作業に汗を流し、事務局の松ケ岡産業企画部長の清野忠さんは「今年は雪が少なく暖かい日が続いたため葉の成長具合がとても良い」と話していた。

 この日はお茶の乾燥作業まで行い、1日には紅茶・ウーロン茶作り、2日には茶摘みと緑茶作りが行われる。7月上旬ごろには二番茶の茶摘みも行い、紅茶やウーロン茶を作る予定。

画像(JPEG)



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