2014年(平成26年) 6月1日(日)付紙面より
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鶴岡市越中山の「道の駅月山」(月山あさひ博物村)で30日、地元住民による花の苗植えが行われ、保育園児らが国道112号沿いの花壇にマリーゴールドなどを植えた。
道行くドライバーたちに気持ち良く利用してもらおうと、出羽商工会花咲く里山朝日支部委員会(帯刀春男会長)が2010年度から毎年実施している。今年は朝日保育園(渡部祐子園長)の年長児24人をはじめ、同市朝日地域の商工・観光業者や老人クラブの関係者ら計約50人がマリーゴールドと、赤と白のベゴ
ニア計約300株を植えた。
初めに同商工会の松本壽太朝日支部代表理事が「植えた花が大きくなったか、後で家族と見にきて」とあいさつ。園児たちは花の苗を1株ずつ丁寧に花壇の穴に入れ、土を掛けた。周囲から「上手だね」と褒められ、「もう1個」「もう1個」と夢中になって植える子もいた。
同商工会の「花咲く里山事業」は10年度から、美しい環境を整備して交流人口の拡大につなげようと実施。支部単位に委員会をつくり、県のやまがた緑環境税交付金を活用して観光スポットなどにサクラの木や花苗を植えている。