2014年(平成26年) 6月4日(水)付紙面より
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鶴岡地区地域交通安全活動推進委員協議会(石井正弘会長)による「自転車マナーアップ運動」が2―12日までの間、鶴岡警察署管内の各高校で行われ、鶴岡署員などが交通事故防止を呼び掛けている。
高校生の交通事故防止や自転車利用のマナーアップを図ろうと、田川地区生徒指導連絡協議会が定める「高校生マナーアップ運動」(1―10日)に合わせて毎年実施している。
今年は同署が昨年9月から実施している「自転車愛錠作戦」の一環として自転車盗難防止のための「愛錠カード」を作製。羽黒高校の生徒がデザインしたキャラクターが描かれ、自転車車体番号、防犯登録番号などが書き込める名刺サイズのカードで、自転車マナーアップ運動に合わせて、少年補導員らが配布する。
3日は鶴岡南高校山添校と加茂水産高校の2カ所で行われた。このうち、加茂水産高校では地交推や少年補導員、同署員ら約25人に加え、生徒会などから生徒約20人が参加。登校する生徒へ「おはようございます」「事故に気を付けて」などと安全運転を呼び掛け、30分ほど啓発用のチラシなどを配布した。石井会長は運動に参加した生徒たちに「事故を起こさないよう皆さんも気を付けてください」と呼び掛けた。