文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2014年(平成26年) 10月2日(木)付紙面より

ツイート

「美味」ショウロで炊き込みご飯 特産化への調査事業で試作品

 クロマツ林などに生えるキノコの一種「ショウロ(松露)」を使った炊き込みご飯が試作され、このほど酒田市の酒田調理師専門学校で関係者が試食した。

 ショウロは高級食材のトリュフの近縁種で、「美味」とされる。酒田市では特産化と海岸林の保全を狙いに先月から、山形大農学部、天真学園高と連携し、森林整備と発生との関係を調べる調査事業に乗り出した。

 試作品は、先に同市光ケ丘のクロマツ林で調査の準備作業を行った際、天真学園高の生徒らが見つけたショウロを使ったもの。酒田調理師専門学校の池田秀子教頭が、輪切りにし、枝豆「秘伝」と栗を一緒に入れた炊き込みご飯に仕立てた。

 池田教頭は「今春も作ったが、今回はまだ本格的な収穫期前ということもあり、香りや食感が春に比べいまひとつ。採れた7個ほどのうち使えたのは2個だけで、珍しさと季節感を味わってもらう感じの料理になった」と話した。

 ショウロは春と秋の年2回、収穫期があり、秋の収穫期は10月中旬から。池田教頭は「今後に期待したい」と、今度は吸い物などにも挑戦する予定だ。

試作された炊き込みご飯。縁が黒っぽい円形状のものがショウロ
試作された炊き込みご飯。縁が黒っぽい円形状のものがショウロ



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field