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2014年(平成26年) 11月25日(火)付紙面より

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来春統合 由良小学校で閉校式

 来春に三瀬、小堅の両小学校との3校統合で新豊浦小としてスタートする鶴岡市立由良小学校(遠藤知子校長、児童42人)で22日、閉校式が行われた。児童や保護者、教職員、地区住民などが出席し、創立以来140年の歴史と伝統を誇る学びやに別れを告げた。

 由良小は1874年、由良地区の海蔵寺を仮校舎に尋常科単級の学校として創立した。81年、同地区内に校舎を新築し「由良学校」、87年に「由良小学校」とそれぞれ改称。1901年、三瀬尋常高等小学校に併合し「由良分教場」、49年に独立して豊浦村立由良小学校となった。55年に現在の校名の鶴岡市立由良小学校に変更された。これまで1800人を超える卒業生を送り出してきた。

 閉校式には児童と教職員、保護者、地区住民、来賓など合わせて240人余りが出席。式の前に5、6年生によるスクールバンドが校歌などを披露し校舎へ感謝の気持ちを伝えた。式では田中芳昭市教育委員長の閉校宣言の後、榎本政規市長が「由良小の歴史と伝統は皆さんの心の中に生き続ける。この場所で育まれた古里への思いと友愛の絆を大事にし、新たな学びやで大きく豊かに成長してほしい」と式辞を述べた。

 続いて遠藤校長が「ここで多くの学びができたことは本当に幸せなこと。新豊浦小でも由良っ子魂を忘れず、新たな歴史を築いていこう」とあいさつ。児童を代表して齋藤胡々さん(6年)が「全員で学校や地域の行事に取り組み、学年に関係なく仲良くなれた。たくさんの思い出を胸に新たな旅立ちを迎えます」と校舎へ感謝の気持ちを告げた。

 閉式後は近くの由良コミュニティセンターで「思い出を語る会」が開かれた。

由良小最後のスクールバンドが学びやへ感謝の気持ちを込めて演奏した
由良小最後のスクールバンドが学びやへ感謝の気持ちを込めて演奏した



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