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2014年(平成26年) 12月3日(水)付紙面より

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「オペレッタ工房」歌と演奏で魅了 鶴岡南高山添校創立66周年記念コンサート

 鶴岡南高校山添校(柴田曜子校長、生徒65人)で1日、創立66周年記念式典と記念行事スクールコンサートが行われ、「オペレッタ工房フェアリィ・ティル」が歌やピアノ演奏を披露し、創立を祝った。

 同オペレッタ工房は山形を代表するピアニストで作曲家の知野礼美さん、ソプラノの吉野直子さん、旧藤島町出身のバリトン、鈴木集さんの3人で結成されたスペシャルユニットで、県内の学校などで公演している。

 コンサートは全校生徒と教職員、保護者などが出席して行われた記念式典に引き続き行われた。「マイ・フェア・レディ」より「一晩中踊り明かそう」で幕開けし、「赤とんぼ」「故郷」など日本のメドレー、クラシック、ピアノソロなどを次々と披露すると、会場からは大きな拍手が送られた。

 続いてオペレッタ「ドン・キホーテ物語」を公演。自分を勇敢な騎士だと思い込んだ男ドン・キホーテが伝説の姫ドゥルシネーアを探す旅に出る。酒場の女アルドンサに出会い、一途な思いで風車に戦いを挑むストーリー。風車に挑むシーンでは時折笑い声が漏れ、生徒たちは間近で繰り広げられる物語に引き込まれるように見入っていた。

創立66周年を記念してスクールコンサートが開かれた
創立66周年を記念してスクールコンサートが開かれた


2014年(平成26年) 12月3日(水)付紙面より

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親子で協力熱心に 地域の職人と交流 やまがたこどもアトリエ

 東北芸術工科大の卒業生でつくる「やまがたこどもアトリエ」が企画した「森林プログラム?イーゼルとスツールをつくろう?」が30日、鶴岡市黄金地区の同団体アトリエで行われた。参加した親子たちがイーゼルと椅子の製作を通して地域の職人と交流を深めた。

 「やまがたこどもアトリエ」は、さまざまな技術や知識を持つ大人たちを講師として招き、子供たちに社会体験や造形体験の場をつくろうと「公益のふるさと創り鶴岡」や地域住民などと共に活動を展開している。現在のメンバーは同大OGの吉田祐子さん(27)、結城ななせさん(27)、横山結花さん(28)。

 森林プログラムは、第1弾として5月に藤沢地区の森林でスギの間伐と植樹体験を行い、第2弾で間伐材を再利用し、イーゼルと椅子作りをするもの。親子合わせて13人が参加した。間伐材の加工に協力した元大工の鈴木完司さん(71)が指導役、こどもアトリエのメンバー3人が補助役として加わった。

 組み立てやすいよう部品ごときれいに切り分けられたものを使用。親子で協力し合いながらねじなどで組み立てに取り掛かった。鈴木さんから「スギの木目を見てどっちが表に来た方がいいか考えて」などのアドバイスを受け、親子は「こっちの方がきれいかな」と話しながら作業を進めた。最後に子供たちは、結城さん手作りのはんこをスタンプ。ナスや猫などかわいらしい判を付けたオリジナルのイーゼルと椅子に仕上げていた。

 参加した三谷双葉ちゃん(9)は「作ったイーゼルでカエルの絵を描きたい。使うのが楽しみ」と出来たての椅子に座りながら話した。

職人と共に親子で協力しながらイーゼルと椅子を作った
職人と共に親子で協力しながらイーゼルと椅子を作った



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