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2015年(平成27年) 4月18日(土)付紙面より

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ごみ拾い通じ 地域環境理解

 鶴岡市の鶴岡中央工業団地の企業などが合同で実施する「環境教育とクリーンアップ活動」が15日、JR鶴岡駅周辺で行われた。各社の新入社員らが活動を通して環境への理解を深めた。

 ごみ拾い活動を通して、落ちているごみの種類を把握し地域環境への理解へつなげようと、いずれも鶴岡市にあるオリエンタルモーター鶴岡カンパニー、JVCケンウッド山形の2社で9年前にスタート。以来毎年実施しており、参加企業の輪も広がっていった。

 10回目の今回は新入社員教育と企業間交流を兼ねて行われ、2社の他、マーレエンジンコンポーネンツジャパン鶴岡工場(鶴岡市宝田一丁目)、OKIサーキットテクノロジー(同)、シンクロン鶴岡工場(同)、ホテルリッチ酒田(酒田市若竹町一丁目)から新入社員など約50人が参加した。

 地球温暖化などについての講習が行われた後、午前10時ごろから6班に分かれて駅前や駅裏の「虹の広場」でごみ拾いを実施。約1時間の活動で可燃ごみ約8キロ、不燃ごみ約5キロを集め、総数約800個のごみを分類した。

 たばこの吸い殻が総数の約46%となったことから、参加者たちは「植木の裏に隠すように捨ててあるケースもあり許せない」などと意見を交わした。

JR鶴岡駅付近で清掃活動を実施する新入社員
JR鶴岡駅付近で清掃活動を実施する新入社員


2015年(平成27年) 4月18日(土)付紙面より

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斎小児童が県の魚・サクラマスの幼魚放流

 鶴岡市苗津の赤川河川敷で16日、市立斎小学校(渋谷せき校長、児童101人)の4年生が県の魚・サクラマスの幼魚を放流した。児童たちがバケツの中の幼魚をそっと川に放し、「大きくなって帰ってこいよ」と見送った。

 同市のNPO団体「鶴岡淡水魚夢童の会」(岡部夏雄会長)の事業。同会は、河川の維持や環境保全に関する活動を行う河川協力団体として、河川管理者の酒田河川国道事務所の指定を受けている。河川環境づくりの活動の一環として、4年前から斎小と連携しサクラマスに関する学習会を開催している。

 放流には4年生11人が参加。赤川に架かる羽黒橋の下流に集合し、夢童の会メンバーから「今日、皆さんが放流するサクラマスは一昨年11月に大江町でふ化し、鶴岡市五十川の施設で育ちました」と説明を受けた。

 児童たちは体長15センチほどまで育った幼魚をバケツに入れてもらい、河川敷からそっと赤川に放した。元気良く流れの中に消えていく姿を見送り、「頑張ってね」「絶対帰ってこいよ」と声を掛けていた。

 阿部陽斗君(9)は「サクラマスはとても元気で、あっという間に泳いでいった。1メートルぐらいまで大きくなって帰ってきてほしい」と笑顔で話していた。

斎小の4年生がサクラマスの幼魚を赤川に放流した
斎小の4年生がサクラマスの幼魚を赤川に放流した



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