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2015年(平成27年) 7月21日(火)付紙面より

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スピードと力強さに歓声 男子新体操トップの演技披露

 男子新体操演技会「YUZA GALA2015」が19日、遊佐町の県立遊佐高校体育館で開かれた。男子新体操では県内トップレベルの同校と共に、仙台大(宮城県柴田町)の男子新体操部、福島新体操クラブ(福島県福島市)のメンバーらが出場し、スピード感あふれる力強い演技で町民らを魅了した。

 「GALA」は、体操用語では順位を付けない模範演技のこと。1972年に日本で誕生した男子新体操の素晴らしさを知ってもらおうと、遊佐高新体操部OBを中心に実行委員会を組織して毎年開催。今年で7回目。

 この日は、トップクラスの演技を見ようと町民ら約200人が訪れた。同校新体操部を指導する佐藤武典教諭が技や見どころを解説した後、間もなく始まるインターハイに出場する同校の齋藤凌選手(2年)らが個人演技。リングやロープなどの手具を持ったまま連続で宙返りしたり、投げ上げたものを再びキャッチすると、客席から「おー」という歓声とともに、大きな拍手が湧いていた。

 その後、仙台大のメンバー6人による団体演技も行われ、観客はアクロバティックな動きに目を奪われていた。

スピード感あふれる力強い演技で観客を魅了
スピード感あふれる力強い演技で観客を魅了


2015年(平成27年) 7月21日(火)付紙面より

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加藤父子しのび行列巡行 鶴岡市・丸岡「清正公祭」

 戦国武将の加藤清正公・忠廣公父子をしのぶ「清正公祭」が18、19の2日間にわたり、忠廣公が幽閉されていた鶴岡市丸岡の天澤寺(庄司良圓住職)で行われた。18日夜の前夜祭「御逮夜(おたいや)祭」では雨の中、地区住民が両公の御尊像を持って境内を巡行した。

 御逮夜祭は清正講(講長・庄司住職)と地元住民でつくる実行委員会が1996年から毎年開催。いつもは両公の御尊像を載せた山車行列が地区内を巡行するが、18日午後から雨となったため、ろうそくがともされた参道を地区住民がどらを鳴らし、香をたきながら歩き、地元の園児や小学生による稚児行列が続いた。

 午後7時から天澤寺本堂で奉納が行われ、清正公・忠廣公供養の読経に続き、櫛引西小6年生による太鼓演奏、地元に伝わる丸岡桐箱踊りを同小3―5年生が披露した。境内には地元住民が集まり、子どもたちの演奏を見守りながら、地元の歴史に思いをはせた。

 19日は天澤寺で清正公祭があり、清正公一族と加藤家の家士一族の供養などを行い、万霊供養、家内安全、家門隆昌などを祈った。

 丸岡地区は、徳川幕府によって庄内藩酒井家に身柄を預けられた清正の子・忠廣が22年間にわたって幽閉された地。忠廣は配流の際に父・清正の遺骨の一部を持参したとされ、五輪塔を建立し供養した。地元では大正期から清正公の命日である旧暦6月24日に祭礼を行い、後に農繁期を避け7月24日に変更。2004年から参加しやすいように24日前後の土日に行っている。

雨の中、清正公・忠廣公の御尊像を持って参道を巡行。稚児行列が後に続いた
雨の中、清正公・忠廣公の御尊像を持って参道を巡行。稚児行列が後に続いた



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