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2015年(平成27年) 8月30日(日)付紙面より

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プレオープン控え草刈り作業に汗流す 今井繁三郎美術収蔵館

 来春の本格再開を目指す鶴岡市羽黒町仙道の今井繁三郎美術収蔵館で29日、来月からのプレオープンを前に館内整理や周辺の草刈りなどのボランティア作業が行われた。

 同収蔵館は1990年に今井氏が開設。開設から約25年を経て江戸時代の蔵を移築した建物の傷みが目立ち始め、さらに個人経営の私設美術館として家族で運営してきたことから資金的にも限界として、昨年11月から休館していた。

 休館が報道された後、「このままにするのは惜しい」といった声が多く寄せられ、県内外の有志で再開を模索。新たに芸術文化を志す人たちの創作活動・発表できる場も加えて再出発するとの方向性がまとまり、来春のオープンに向けて準備を進めることになった。

 来月からのプレオープンを前にしたこの日のボランティア作業には、若手から年配者まで約20人が参加。今井氏の四女で館長の齋藤木草さんが作業を割り振り、館内の絵画の整理や屋根に積もった落ち葉の除去、今井氏がアトリエとして使っていた建物周辺の草刈りなどほぼ一日がかりで行った。

 一冬越して人けのなくなった建物の周辺は草が生い茂り、うっそうとした雰囲気に。鶴岡市に住んで2年という会社員、渡辺綾さん(29)は「私も絵を描くので興味があって。初めて来たけれどすてきな場所。再開に協力できたら」と話していた。

 同収蔵館は9月12日から土日祝日に開館(11月末まで)。

今井氏のアトリエ周辺で草刈りや敷設されたれんがの汚れなどを取り除くボランティアたち
今井氏のアトリエ周辺で草刈りや敷設されたれんがの汚れなどを取り除くボランティアたち



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