2015年(平成27年) 10月8日(木)付紙面より
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庄内交通(安藤俊雄社長)の「バスの乗り方教室」が6日、鶴岡市の京田小(佐藤典子校長、児童82人)で開かれた。1、2年生たちが乗車体験を通してバスの乗車マナーや安全な利用を学んだ。
庄内一円の園児や児童、生徒を対象に、路線バスを安全・安心に利用してもらおうと、本年度から実施している。
この日は1、2年生合わせて27人が参加。同社の中型ノンステップバスとともに、担当者4人が来校した。初めに、「ノンステップバスは子どもやお年寄り、体の不自由な人に優しい造りになっている」とバスの説明があり、乗降時に乗降口側の車高を下げて乗り降りしやすくする機能「ニーリング」が披露された。バスが傾くと「すごい」と児童から歓声が上がった。
その後、児童たちは「乗り方」「マナー」などを学んで乗車体験。整理券を一人一人取って乗車し、学校周辺を周回。指導通りに手すりをしっかり握りながらバスに揺られた。1年生の岩浪廉君(6)は「初めて乗った。バスの中は鏡がいっぱいあった。大きくなったら、今度は一人で乗りたい」と話していた。